紀伊国屋書店のアウトレット

阪急かっぱ横丁にバーゲンブック専門店-紀伊國屋書店が1号店出店(梅田経済新聞)

大阪梅田の紀伊国屋書店よりもう少し北の「阪急かっぱ横丁 古書の町に紀伊国屋書店のアウトレットが出来ていました。バーゲンブックとは、発行してから6カ月以上を経過し出版社が再販契約(再販売価格維持契約)を解除し出荷した自由価格本のことで、倒産した出版社の書籍なども扱うということだそうです。価格は、概ね半額程度で物によってはもっとやすい。入り口にドア(写真参照)には、70%~30%引きと書いてあります。 営業時間は11時~20時。水曜定休。

ただ狭い店舗なのとジャンルに問題がありました。入り口付近には手芸書関係の図書が。児童書関係は一番奥に 500円DVDがさらに10%引き ここまでは梅田経済新聞を見ればわかりますが、お店に行ってみて初めて分かったのが、その偏った品揃えのジャンルです。

いわゆるビジネス書はほぼ皆無です。もっとも多かったのがお料理の本でした。
概ね500円前後から1000円までで購入できる本が大半なんですが、やはり売れ残る理由のある本ばかりです。あとはいわゆる高校生や大学生の定番でないブランドの辞書なんかもあります。

出版されて古いものでは6年新しいものでも1年以上経過しているものが大半です。
料理の本に児童書に手芸の本・・・・年月が多少たっていても問題の無いジャンルの本が中心なんです。そもそも本家梅田紀伊国屋がすぐ近くにあるのに競合するような品揃えにはできないのでしょう。奥薗壽子先生のお料理本と近藤典子先生のお料理本がならんでいましたが、奥薗壽子先生のは買おうかかなり迷って結局買わなかったのですが、今度いったら買うかも知れません。でも関西で圧倒的な人気の奥薗先生の本が何故のこってるの?理由はたぶん本のタイトル「奥薗壽子のスローごはん」自ら手抜き料理と表現され時短料理の奥薗壽子にスローというキーワードが分かりにくい。
それにくらべて、近藤先生の料理はひどい・・・中学生の家庭科レベル。収納の達人は、そのジャンルで頑張ればいいのに無理やり衣食住のテーマでサイトを運営されていて無理しているのではないかな?

売れ残る本は特徴が無い。「工藤家の元気がでる食卓」というのもあった。中身は何の特徴も無い家庭料理。これでは買わない。だから売れ残っている。 同じ工藤選手の本でも「工藤公康 粗食は最強の体をつくる!―食事を変えれば、体が楽になる!強くなる!若くなる! 」こういう本も出ている(店にはなかった)これだと本の趣旨がよく分かる。要は無難な特徴の無い本が残っている。

またこの場所はいわゆる「おっさん横丁」の1つであまり女性が通行しない場所なのでこのジャンルでの品揃えは残念。

 Posted by W51SA au

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA