バイオガソリンと軽油の価格のなぞ

一旦下がったガソリン代がまた上がってきた。コスモ・ザ・カード特別価格でレギュラーリッターあたり100円。ところが、軽油が94円って何?6円しか違わないの。税率が優遇されている軽油と6円差というのはどういうことだろう?ガソリンの場合はリッターあたり原油の価格に関係なく53.8円課税されている(昨年問題になった暫定税率を含めてだ)軽油の場合は、軽油引取税の本則では15円なんだが、やっぱりこっちにも暫定税率がかかっており、32.1円になる。灯油は、消費税だけなので、計算上は60.3円(税込み)になるはず。計算上、ガソリンは税抜きリッター41.4円で軽油は57.4円・・・逆転している。これでは軽油を燃料にするディーゼル車が売れないわけだ。コスモ石油の場合は、バイオ燃料と称して穀物系のアルコールをガソリンに混ぜている。これをバイオガソリンと呼んでいる。コスモだけでなく石油連盟に加入しているところは足並みをそろえている。含有の割合は現段階では、従来のレギュラーガソリンに植物を原料の一つとするバイオETBEを最大7%程度配合したものとQ&Aに書いてある。京都議定書の達成のために政府が推進している関係からガソリンとの差額(バイオの方が高い)は、国と業者が折半しているため価格には影響がでていないため計算が合わない。

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